田舎で小さなカフェを開くには|うちのお店だったら、どうだろう。

旅行者の一日から、カフェを考えてみる小さなカフェを開くなら、どんなお店にしたらよいでしょうか。その土地を訪れる人たちの動きを追っていくと、カフェでできることが見えてきます。旅行者の口コミや旅行記を手がかりに、一つのカフェのアイデアが生まれるまでを7つのステップでたどります。

ステップ1|旅先の口コミから、人の動きを見てみる

まず、Googleマップの口コミや旅行記を読んで、その土地にはどんな人が来て、何をしているのかを調べます。

口コミや旅行記には、こんな人がいました・素泊まりの宿に泊まった旅行者が、食事のできるお店を探していました。・ホテルをチェックアウトしたあと、雨で予定を変え、カフェで約2時間過ごした人もいました。

ステップ2|宿を出てから帰るまで、旅行者の一日をたどる

次は、カフェに立ち寄る前後の動きも追ってみます。

実際の旅行記|ある旅行者の一日

ホテルを出る → 昼食↓カフェ → お土産を探す↓別のカフェ → 帰りの列車

ほかにも、次の予定までカフェで過ごしたり、チェックイン前の時間を調整したりする旅行者がいました。旅の一日を追ってみると、食事や買い物、移動のあいまにカフェが利用されていることが分かります。

ステップ3|旅先では、誰かに頼みたいこともある

旅先で起こりうる、2つの場面

チェックイン前早く到着する → まだ部屋に入れない → どこで過ごすか考える
チェックアウト後客室を離れる → 次の予定まで時間がある → 居場所を考える

食事の場所、移動、荷物のこと。旅先では自分で段取りを考える場面もあります。

ホテルを出たあと、知らない土地では、荷物を置いたり、気兼ねなく過ごしたりできる場所を見つけるのもひと手間です。例えば、
→ 荷物を受け取りに駅へ戻る。
→ 犬と一緒に入れる施設を探す。
→ 雨で予定が変われば、次の行き先を調べ直す。
旅先では、こうした状況が次々と生まれます。
しかも慣れていない土地なので、そのたびに調べたり、連絡したり、あちこち移動するのも大変です。

ステップ4|だったら、ちょっと手伝ってくれると楽になる

そんな場合でも、旅先の細かな段取りを、ちょっと手伝ってくれる場所があったら楽です。
荷物の預け先や移動、予定がずれたときも相談できるし、あちこち動き回ったりする手間も省けます。
出発する前から、そういう場所があると分かっているだけでも心に余裕が生まれます。

ちょっと手伝ってくれる場所がある。その気楽さを、カフェでつくれないだろうか。

ステップ5|旅行者がほっと過ごせるように、カフェにできること

その気楽さを形にするために、カフェで何を手伝えるか考えてみます。

旅行者がお店に合わせる時間を、↓お店が旅行者に合わせてくれる時間に変える。
カフェが手伝える、5つの場面(モデルケース)居場所と時間|出発前から使える場所と時間を確保する荷物と車|荷物を預かり、車を置ける場所を用意する予定変更|連絡を受け、利用時間や荷物の受け渡しを調整する犬との旅|一緒に過ごせる場所を用意し、必要なら地域の預け先と連携する食事・散策|カフェで飲食を楽しみ、必要な移動や手配を地域のお店と連携して引き受ける

ステップ6|カフェを拠点に、知らない土地をもっと楽しむ

こんなカフェがあったら|一日の過ごし方

今ある施設をその都度使う場合駅で荷物を預ける → 食事・散策 → 駅へ戻って荷物を受け取るカフェを拠点にする場合(モデルケース)利用前に居場所を確保 → 到着して荷物や予定を相談 → 好きな場所へ出かける
散策のあとは、好きなように↳ カフェへ戻って、一息つく↳ そのまま帰りの列車や次の宿へ向かう

荷物や移動、予定が変わったときのことも、カフェの人が手伝ってくれる。
必要なら宿や駅、地域のお店とも連絡を取ってくれる。旅行者は細かな段取りを気にせず、自分たちの旅を楽しめます。

※ここで紹介するカフェは、当サイト(docosumi.jp)が旅行者の行動調査をもとに考案したモデルです。紹介したサービスの実現性は未検証です。
そんな頼れる場所が一つあれば、旅先でも安心して過ごせそうです。

知らない土地に、自分たちの拠点が一つできる。

ステップ7|旅先に、ほっとできる居場所を

知らない土地でも、頼れる場所を一つ持って旅をする。行きたい場所へ出かけ、困ったら相談し、疲れたら戻る。自分たちのペースで旅を楽しめるカフェです。そんなカフェを、「ピットステイカフェ」と名付けてみました。「ピット」は、レースの途中で車が整備や補給に立ち寄る場所。「ステイ」は、滞在することです。旅の途中にも、ほっとできる居場所がある。そんな意味を込めました。

今回生まれたカフェのコンセプトピットステイカフェ「知らない旅先に、ほっと一息つける自分たちの居場所を。」

では、うちのお店だったら?

お店を開くなら、人が実際に何をしているのかを調べるところから始めます。

お客さんに求められるカフェの作り方

① その土地を訪れる人が、何をしているのか調べる
② 何に手間がかかり、どんなことを手伝ってほしいのか探る
③ 「その手間を、うちのカフェで減らせないだろうか?」と考える
④ できそうなことを一つ、小さく試し、お客さんが本当に必要としているか確かめる

旅人がほっとできて、困ったときにも頼れる。そんなカフェをつくってみたいですか?

ひと押ししてもらえると、今後の調査の参考になります。

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お店や仕事の新しいアイデアを、LINEでもカフェをはじめ、いろいろなお店や仕事の実例を調べながら、新しいアイデアを考えています。今後、LINEでも不定期にお知らせする予定です。「このお店を調べてほしい」「今の仕事を生かして、何か新しいことができる?」など、気になることもお寄せください。

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