旅行者のために、カフェができそうなこと38選
旅先の時間を、もっと自分たちのペースで楽しめるように。旅行者は、食事や散策を楽しみながら、荷物や移動、予定変更などの段取りも自分で考えています。その手間を、カフェで少し手伝えないだろうか。旅行者の行動を調べながら考えた38のアイデアを、6つの場面に分けて紹介します。
※これらは公開された口コミ・旅行記などを手がかりに考えたサービス案です。38件すべてが旅行者から実際に寄せられた要望ではありません。提供条件や実際の需要は、これから確かめる段階です。
① 旅先で、自分たちの居場所を確保する
01|行ってみたら満席だった→ 事前に利用できる場所と時間を確保する
02|ホテルをチェックアウトした→ 荷物を持ったままでも、落ち着いて過ごせる場所を用意する
03|次のチェックインまで時間がある→ その時間を自分たちのペースで過ごせるようにする
04|帰りの列車まで時間がある→ 荷物を預かり、出発までゆっくり過ごせるようにする
05|人の出入りが多くて落ち着かない→ ゆったりした席や、プライベート感のある場所を用意する
06|少し仕事や調べ物をしたい→ 気兼ねなくパソコンを開き、旅程や仕事を整理できるようにする
② 車・荷物・外出の煩わしさを引き受ける
07|車を置いて散策したい→ 利用条件を明確にした駐車場所を確保する
08|ホテルに車を置かせてもらうのは気が引ける→ 決められた時間、気兼ねなく車を置ける仕組みを用意する
09|大きな荷物を持って歩きたくない→ 荷物を預かり、身軽に観光できるようにする
10|預けた荷物から必要な物を取り出したい→ 必要なときに荷物を取り出せるようにする
11|ホテルや駅へ荷物を運ぶのが大変→ ホテル・駅との荷物の受け渡しを手配する
12|ホテルに忘れ物をしてしまった→ ホテルへ連絡し、回収方法を一緒に考える
13|家族が別々に行動したい→ それぞれ観光し、あとで合流できる拠点になる
③ 予定が変わっても、旅人を慌てさせない
14|散策が楽しくて帰るのが遅れそう→ スマホなどで30分単位の延長を申し込める
15|予定時刻までに戻れなくなった→ 連絡を受け、荷物の保管や利用時間を調整する
16|次のお客さんが来るので席を空ける必要がある→ 事前の取り決めに従って、荷物を別の管理場所へ移す
17|雨で観光の予定が変わった→ 早めに戻れる場所を用意し、次の予定を一緒に考える
18|帰りの電車やバスまで時間が余った→ その時間をゆっくり過ごせるようにする
19|別の観光地へ行きたくなった→ 行き方や移動時間を調べ、必要な手配を手伝う
④ ペットや旅先の小さなハプニングを支える
20|犬と一緒に旅行している→ ペットと過ごせる場所を用意する
21|犬を連れて入れない観光施設へ行きたい→ 一時預かりなどの方法を考える
22|観光が長引いて犬を迎えに戻れない→ 連絡・延長・預かり時間の調整を受け付ける
23|犬が急に具合悪くなった→ 地元の動物病院を探し、連絡や移動の手配を支援する
24|靴や靴紐が壊れた→ 応急対応を手伝い、必要なら修理店などにつなぐ
25|突然雨が降ってきた→ 傘を貸したり、雨宿りできる場所を用意したりする
26|知らない土地で小さな困りごとが起きた→ 事情を聞き、地元の人や適切なサービスにつなぐ
⑤ 食事と移動の心配を軽くする
27|素泊まりなので夕食の場所を探している→ カフェで食事を提供し、必要ならほかの飲食店も案内する
28|温泉街のお店が早く閉まってしまう→ 営業時間や予約状況を確認し、食事先を探す
29|次のホテルに入る前に夕食を済ませたい→ チェックイン前にゆっくり食事できるようにする
30|持っている弁当などを食べたい→ 初期案として、持ち込みイートインや汁物・小鉢の提供を検討する
31|運転してきたが、食事中にビールを飲みたい→ 地元の運転代行を手配する
32|飲酒後、荷物を抱えてホテルへ向かうのが大変→ 代行業者・ホテルと連携して移動や荷物運搬を手伝う
⑥ 地域を自由に楽しめるようにする
33|周辺を少し散策してみたい→ 行き先や歩き方を案内し、安心して出かけられるようにする
34|別の喫茶店にも立ち寄りたい→ 地元のお店を紹介し、自由に楽しんでもらう
35|自転車で周辺を回りたい→ レンタサイクルや地元の移動サービスにつなぐ
36|観光後、少し休んでから帰りたい→ 戻ってきてお茶を飲み、落ち着いて出発できるようにする
37|旅の途中で何をするか考え直したい→ 地元の事情を知るスタッフが相談に乗る
38|どこに頼めばいいのか分からない→ カフェが最初の相談窓口になり、地元の人につなぐ
38の案に共通する考え方旅行者には、行きたい場所や、楽しみたい時間があります。途中で生じる細かな段取りをカフェができる範囲で手伝えたら、旅行者は自分の旅をもっと自由に楽しめそうです。38の案を全部実現する必要はありません。自分のお店でできそうなことを一つ、小さく試し、本当に必要とされるか確かめるところから始められます。